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LinkedIn(リンクトイン)で、新卒は採用できる?
社会人や外国人が利用しているイメージが強い、ビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」。実は、新卒採用にも使われていることをご存じですか?この記事では、LinkedIn(リンクトイン)で新卒を採用するメリットや、優秀な学生を採用する方法について解説します。人材不足にお悩みの採用担当の方々は、ぜひお役立てください。
【目次】
1.はじめに
LinkedIn(リンクトイン)は、新卒採用に活用できる
「LinkedIn(リンクトイン)」は、全世界で8憶人以上のユーザーがいるビジネス特化型SNSです。ビジネスシーンでの利用に特化していることから、ユーザーは社会人が中心ですが、大学生ユーザーも存在しています。実は、LinkedIn(リンクトイン)は日本でユーザー数を増やすため、定期的に各大学にアプローチをしてPRを行っているのだとか。LinkedIn(リンクトイン)を駆使して新卒採用やインターンなどのチャンスをうかがっている学生も多くいるため、LinkedIn(リンクトイン)は新卒採用にも十分活用できると言えるでしょう。
【こちらもお読みください】
LinkedIn(リンクトイン)とは?企業が採用に活用するメリット・デメリットを解説
2. 学生はLinkedIn(リンクトイン)を使っている?
2-1優秀な学生に普及する可能性が高い
LinkedIn(リンクトイン)を使っている大学生の割合は非公表です。しかし、LinkedIn(リンクトイン)で学校ページを作成している大学は数多く存在し、なかでも東京大学、早稲田大学、慶應義塾大学、京都大学など有名大学のフォロワー数は、2022年12月時点で4~10万人にのぼります。つまり、すでに有名大学のOBやOGは多く登録していると考えられ、情報感度の高い現役生も、今後LinkedIn(リンクトイン)を活用してくことが期待されます。
2-2海外大学の学生には馴染みが深い
海外の学生にとって、LinkedIn(リンクトイン)のアカウントを使って就職活動を行うのはごく自然なこと。なかでも発祥地のアメリカでは、LinkedIn(リンクトイン)が名刺代わりに使われるほど普及しています。なぜなら、アメリカでは求人の多くが公募されないからです。つまり、海外の学生にとって人脈やコネを早くから作り、目当ての企業にアプローチをすることが職探しで最も重要な要素になります。オンラインで各ユーザーのプロフィールを閲覧し、効率的に人脈を広げられるLinkedIn(リンクトイン)は、まさに最適なツールと言えるでしょう。
3. LinkedIn(リンクトイン)は新卒採用に普及していくのか?
SNSを就活に使う学生は増えている
コロナ禍により、リアルな場での情報交換の機会が減っています。それに伴い「SNS就活」という新しいワードができるほど、SNSを就活に活用する学生は増えています。学生は会社選びにおいて「社員の雰囲気」も重視しているため、一緒に働くかもしれない人々の情報を集めるために、SNSで社名を検索することも多いようです。今後も、SNSでの情報収集は活発に行われることが予想され、LinkedIn(リンクトイン)の利用拡大も期待されます。
4. LinkedIn(リンクトイン)で新卒を採用するメリット
4-1ブルーオーシャンなのでライバルが少ない
LinkedIn(リンクトイン)は全世界で活用されているSNSですが、日本では海外に比べると、まだまだ利用者は多くはありません。さらに、新卒採用にうまく活用できている企業も多くはないでしょう。まだライバルが少ないからこそ、有利に採用を進めることができると言えます。
4-2優秀な学生と出会える可能性がある
LinkedIn(リンクトイン)はブルーオーシャンだからこそ、情報感度の高い優秀な学生に出会える可能性もあります。また、海外大学にいる優秀な日本人学生と接点を持つこともできるでしょう。前述したように有名大学のページが多く存在することから、アカウントを持ちフォローしている在校生がいることも期待できます。
4-3採用コストを下げられる
LinkedIn(リンクトイン)の法人契約には費用がかかりますが、成果報酬ではなく何人採用しても一律の金額のため、人材紹介や求人媒体を利用するよりも、一人当たりの採用コストを抑えることができます。無料で使える機能も多いため、うまく活用できれば大幅に採用コストを削減できる点は大きなメリットです。
5. LinkedIn(リンクトイン)で新卒を採用するステップ
5-1企業ページでブランディングを行う
LinkedIn(リンクトイン)では「会社ページ」を作り、会社概要や事業内容、会社規模、専門分野などを登録できます。投稿機能も活用しながら、企業理念や職場の環境、社会貢献性などを発信し、企業のブランディングに役立てましょう。学生は会社が発信した情報を読んだうえで応募をするので、よりマッチした人材が集まることが期待できます。ミスマッチを防ぐためにも、なるべく具体的な情報を記入することを心掛けてください。詳細に会社の雰囲気を伝えたい場合は、有料の「カルチャー」機能を使うことで、フォトギャラリーや社員の声なども掲載できます。
5-2採用担当のブランディングも重要
学生は就職する上で「社員の雰囲気」も重視しています。そのため、「企業」をアピールするだけでなく、「個人」を前面に出すこともおすすめです。日本では採用担当「個人」がSNSを使って情報を発信する文化はあまり浸透していませんが、LinkedIn(リンクトイン)なら、採用担当「個人」のブランディングを行うことができます。学生から身近に感じてもらいやすくなり、採用にも有利に働くでしょう。ビジネス上、適切な話題の提供が求められますが、あまり堅くなり過ぎる必要はありません。SNSの特性を活かし、ややカジュアルな投稿でファンを増やしましょう。
5-3インターンの募集に使う
会社ページでは、イベントの作成も可能です。インターンの募集告知と集客を同時に行えるので、ぜひ積極的に活用してください。また、LinkedIn(リンクトイン)には編集部がピックアップした学生インターンや採用・就活イベントの情報をまとめた投稿があり、注目度が高いことがうかがえます。
5-4求人を掲載する
LinkedIn(リンクトイン)の有料版では、求人掲載機能を使うことができます。さらに「広告機能」を使うと、学校や専攻、年齢、スキルなどの条件からターゲット設定を行い、候補者に求人を表示することが可能です。なるべく詳細なペルソナ設計を行えば、狙ったターゲット層の採用につながることは珍しくありません。社会人経験のない学生の不安を払拭できるように、求人情報には企業が描くビジョンや仕事を通して得られるメリット、具体的なキャリアアップなどについても触れると効果的です。
【参考】LinkedInに求人を掲載する-ベストプラクティス
https://www.linkedin.com/help/linkedin/answer/a529397
6.まとめ
近年、学生の間でSNSを使った就活が広がりを見せるなか、ブルーオーシャンの「LinkedIn(リンクトイン)」で新卒採用ができる可能性は十分にあります。
当社はLinkedIn(リンクトイン)公式ビジネスパートナーとして、さまざまな企業の採用支援を行っており、実績も多数ございます。ぜひお気軽にお問合せください。
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