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LinkedIn(リンクトイン)で、エンジニアは採用できる?

コロナ禍を機に、ますます需要が高まるIT業界では、即戦力となる人材の争奪戦が起こっています。そこで、より優秀な人材を採用するために見直したいのが採用ツール。なかでも、年々利用者が拡大している世界最大級のビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」なら、他媒体や人材紹介では出会えないような、ITエンジニアを採用できる可能性が高まります。LinkedIn(リンクトイン)を使うメリットや採用までのステップについてご紹介します。

1.はじめに

LinkedIn(リンクトイン)でエンジニアは採用できる

経済産業省が発表したデータによると、2030年にはIT人材が最大で約79万人不足すると試算されています。

グラフ

低い精度で自動的に生成された説明

【出典】経済産業省ウェブサイト - IT 人材需給に関する調査 - 調査報告書(2019年3月)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/houkokusyo.pdf

採用担当の方々は、優秀なITエンジニアの獲得に頭を悩ませていることでしょう。そこで、ぜひ取り入れたいのがアメリカ発のビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」。2003年のサービス開始以来、全世界で着実にユーザー数を増やしています。転職やキャリアアップを目的に、自らの経歴、スキルをアピールするユーザーも多く登録しています。

LinkedIn(リンクトイン)が発表したランキングによると、国内で過去5年間に求人需要が上昇した職種のうち、第1位はカスタマーエンジニアでした。これ以外にも、エンジニアのスキルを要する職種が多くランクインしており、実際にLinkedIn(リンクトイン)経由で採用に至っています。

【こちらもお読みください】
LinkedIn(リンクトイン)で過去5年間に国内で求人需要が上昇した職種を紹介しています。
LinkedIn(リンクトイン)は転職で使われている?中途採用に効果的?

2. エンジニアがLinkedIn(リンクトイン)を使うメリット

エンジニアにとって、LinkedIn(リンクトイン)の利用にはどのようなメリットがあるのでしょうか。

2-1自分の市場価値を知ることができる

LinkedIn(リンクトイン)は世界で8億人以上のユーザーが利用しているため、自分の市場価値を知るのに役立ちます。なぜなら日本を含む世界中のビジネスパーソンや企業とつながり、交流を深めることが可能だからです。気になるユーザーのプロフィールを閲覧し、自分と経歴やスキルの似たエンジニアがどのような仕事・業界で活躍しているのかを知ることができますし、人脈を広げて多くの情報を得るうちに、採用市場の動向やその中での自分の立ち位置を理解できるようになります。なかでも、今すぐには転職を考えていないが、良い企業があれば転職を検討したいという「転職潜在層」のファースト・ステップとして、LinkedIn(リンクトイン)はピッタリのツールと言えそうです。

2-2自分から興味のある企業にアプローチできる

転職希望者は、気になる企業を見つけたとき、一般的には転職サイトから応募したり、転職エージェントを経由することが多いでしょう。しかし、この方法では、企業文化や職場環境、採用担当や現場で働く方の人柄までの詳細はわかりません。また、その他大勢の候補者に埋もれてしまい、せっかく応募してもエンジニアとしての強みを存分にアピールできずに終わってしまうことも少なくありません。

しかし、LinkedIn(リンクトイン)であれば、採用担当者と候補者が直接コンタクトを取り、交流を深めることが可能です。現状、エンジニアの採用を予定していない場合でも、積極的にアプローチしておくことで、いざエンジニアの採用を開始したときにはスピーディーにマッチする可能性もあります。LinkedIn(リンクトイン)は、候補者と企業の双方にメリットをもたらしてくれます。

3.エンジニアをLinkedIn(リンクトイン)で採用するメリット

採用担当の方々にとって、エンジニアをLinkedIn(リンクトイン)で採用することには、どのようなメリットがあるのでしょうか。

3-1ブルーオーシャンなのでライバルが少ない

少子化による労働力不足は深刻な問題で、従来の媒体や人材紹介などに頼った採用活動を続けていても、採用はますます厳しくなることが予想されます。競合企業に差をつけるなら、これまでとは違う採用方法を探すことです。日本では、企業ではなく採用担当「個人」がSNSを使って情報を発信する文化はそれほど浸透していません。LinkedIn(リンクトイン)などのソーシャルメディアにより情報発信を行ったり、「個人」がエンジニアに直接アプロ―チをすることで、会社の存在を身近に感じてもらいやすくなります。まだライバルが少ないからこそ、優位に採用を進めることができるでしょう。

3-2転職潜在層にアピールできる

LinkedIn(リンクトイン)には、転職の意欲はあるが能動的な転職活動は行っていない「転職潜在層」が8割ほどいると言われています。転職潜在層にアプローチするには、いきなり採用の話をするのではなく、まずはフラットな関係性づくりに努めたほうがよいでしょう。LinkedIn(リンクトイン)であれば、定期的な投稿により会社の存在を認知してもらったり、個人対個人で交流を図ることが可能です。

3-3優秀な人材と出会える可能性が高い

LinkedIn(リンクトイン)は世界200以上の国と地域で利用されており、ビジネス情報感度が高く、優秀な人材が多く登録しています。他媒体や人材紹介などでは、ハイクラス人材はすぐに争奪戦が始まってしまいますが、LinkedIn(リンクトイン)は、まだ採用市場には出てきていない優秀な人材が隠れている「宝の山」。転職潜在層へのアプローチは時間がかかる可能性もありますが、優秀なエンジニアを採用したい場合は活用しない手はありません。

3-4グローバル採用も可能

日本人だけでなく、海外で活躍するエンジニアも採用対象となるのがLinkedIn(リンクトイン)のメリットです。海外ではLinkedIn(リンクトイン)を使って転職活動することは一般的なので、アプローチをすれば日本のユーザーに連絡したときよりも好意的な反応がもらえるかもしれません。また、国内外問わず、英語を話せるユーザーが多いのもLinkedIn(リンクトイン)の特徴です。LinkedIn(リンクトイン)のグローバル市場を活用して、海外在住の日本人学生や外国人エンジニアとつながるきっかけをつくりましょう。

4.LinkedIn(リンクトイン)でエンジニアを採用するステップ

4-1LinkedIn(リンクトイン)に登録する

それでは、LinkedIn(リンクトイン)でエンジニアを採用するまでの手順を紹介します。まずは、LinkedIn(リンクトイン)を導入するために、アカウント作成を行いましょう。アカウントはだれでも簡単に作れます。登録は原則、採用担当の方の実名で行うこと、有料版と無料版でできることに違いがある点を押さえておきましょう。

【参考】LinkedInに登録する
https://www.linkedin.com/help/linkedin/answer/a1335205/linkedin-?lang=ja

4-2会社ページを作る

まずは「会社ページを作成する」をクリックします。会社の種類を選び、名称、業種、規模などの会社情報を入力してページを完成させましょう。会社ページを作成したら、投稿機能やイベント作成機能などを活用し、積極的に情報発信を行ってみてください。有料版では、社風を伝えることができるカルチャーページも作成できます。

【参考】LinkedIn会社・団体ページを作成する
https://www.linkedin.com/help/linkedin/answer/a539861/linkedin-?lang=ja

4-3サーチ機能で候補者を見つける

LinkedIn(リンクトイン)の有料版では、役職やスキル、勤務先、保有資格などでフィルターをかけ、高度な検索を行うことが可能です。フリーワードで検索する場合、「エンジニア」だけだと候補数が多すぎてしまいます。他にどのような要素を求めるのかを事前に洗い出しておきましょう。

【こちらもお読みください】
LinkedIn(リンクトイン)の使い方《企業向け》を公式ビジネスパートナーが解説

4-4スカウトを送る

「ぜひ自社で採用したい」と思えるエンジニアに出会ったら、スカウトメールを送ってみましょう。SNSの特性を利用して、いきなり採用の話をするのではなく、まずはライトな話から入ったほうが無難です。メールを送る時間帯や文面によっても返信率は変わるので注意してください。有料版では、つながりのないユーザーにもメッセージを送ることが可能です。

【こちらもお読みください】
LinkedIn(リンクトイン)でスカウトを成功させるコツ
LinkedIn(リンクトイン)で返信がもらえるスカウトメールの書き方

4-5求人を掲載する

LinkedIn(リンクトイン)の有料版では、会社ページ内に求人情報を掲載することが可能です。ペルソナをイメージした詳細な求人内容のほか、描くビジョンや社会貢献性、仕事を通して得られるメリットとやりがい、エンジニアとしての具体的なキャリアアップなどについて触れるとよいでしょう。

5.まとめ

LinkedIn(リンクトイン)では、優秀なエンジニアに対して積極的にコンタクトを取る「攻めの採用」と求人掲載機能による「待ちの採用」をバランスよく行うことができます。採用難から脱却する心強い味方となってくれるLinkedIn(リンクトイン)について、もっと詳しく知りたい採用担当の方は、下記よりお問合わせください。

当社はLinkedIn(リンクトイン)公式ビジネスパートナーとして、さまざまな企業の採用支援を行っており、エンジニアの採用実績も多数ございます。ぜひお気軽にお問合せください。

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