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LinkedIn(リンクトイン)ラーニングとは?企業研修にも使える?
全社員研修をサポートするeラーニングの普及率は、どんどん上昇しています。しかし、「種類が多すぎて、どれを導入するべきか迷ってしまう」とお悩みの人事の方も多いのではないでしょうか。そこで、全世界で8億人以上のユーザー数を誇るビジネス特化型SNS「LinkedIn(リンクトイン)」が提供する、「LinkedIn(リンクトイン)ラーニング」をご紹介。1万7,000以上のバラエティ豊かなコース内容や、企業研修での使い方などを見てみましょう。
【目次】
1. LinkedIn(リンクトイン)ラーニングって?基本情報を解説
1-1どのくらいの人が使っているのか
「LinkedInラーニング」は、LinkedIn(リンクトイン)に登録しているユーザーが利用できる、日本最大級のeラーニングサービスです。ビジネスに必要な多くのスキルをeラーニングで学ぶことができ、企業のデジタル変革やグローバル化に大きく貢献しています。LinkedInラーニングを採用している組織は世界中で拡大しており、2021年1月時点で1万2,000件以上にものぼっています。
【参考】法人向けLinkedInラーニング
https://learning.linkedin.com/ja-jp
【こちらもお読みください】
LinkedIn(リンクトイン)とは?企業が採用に活用するメリット・デメリットを解説
1-2利用料金はいくらなのか
個人ユーザーがLinkedInラーニングを月額契約した場合の料金は、月3,645円(税別)です。年間契約の場合は月1,827円(税別)と、月額契約よりお得に利用できます。定額制なので、ハイレベルな講義を受講し放題なのは嬉しいですよね。契約して1か月間は無料トライアルの期間があるため、まずは使い勝手を試してみることをおすすめします。
また、法人契約の場合、契約ライセンス数が多くなるほど、1人当たりの受講料金は低くなります。
※2022年12月時点の情報になりますので、最新の料金は公式サイトでご確認ください。
https://www.linkedin.com/learning/subscription/products
1-3登録方法について解説
個人でプランを購入、あるいは企業でラーニングプランを契約すると、<https://www.linkedin.com/learning/>からLinkedInラーニングへアクセスできます。
以下は、個人契約の画面になります。
月間契約または年間契約を選んだ後、興味のあるジャンルを選択し、1週間の目標を設定すれば登録は完了です。
1-4実際にどんな風に学ぶのか
LinkedInラーニングでは、視聴したいコースをクリックすると講義動画が再生されます。速度を調整したり、気になるチャプターから視聴を始めることもできるので、自分のペースに合わせて学習しましょう。
視聴中に気になったことは、メモ機能を使って書き留められるほか、エクササイズファイルという資料を講師が用意している講座もあり、受講者の能動的な学びをサポート。分からないことがあればQ&A機能を使って質問したり、他のメンバーの質問に答えることもできます。
コースの視聴が完了すると修了証がもらえるので、LinkedIn(リンクトイン)のプロフィールに掲載すれば、スキルのアピールにもなるでしょう。
2. どんなことが学べるの?
2-1学べるカテゴリ・ジャンルを紹介
LinkedInラーニングのコースは、ビジネス、クリエイティブ、テクノロジーの3つのカテゴリに分かれています。「ビジネス」ではリーダーシップやコミュニケーション、最新のソフトウェアなどを学べる4,000以上のコースを用意。「テクノロジー」では受講生のレベルに合わせて最先端の技術習得を目指します。そして、「クリエイティブ」はグラフィックデザインや建築設計、エンジニアリング、製造など、多様な業界で生かせるスキルを学ぶことができます。
LinkedInラーニングの講師は1万4,000人を超え、提供するコースの数は全部で1万7,000以上。さらに受講者の要望に応え、毎週多数の新規コースを公開しています。
2-2学べるアプリケーションを紹介
LinkedInラーニングで学べるアプリケーションは多岐にわたります。ビジネス全般で必要なMicrosoftなどのツールはもちろん、クリエイティブに必要なAdobeソフト、テクノロジー系ではプログラム言語やパブリッククラウドなどが豊富に揃っているため、ビジネスの基礎から応用まで、あらゆる分野に活用できるでしょう。
●ビジネス(例)
●クリエイティブ(例)
●テクノロジー(例)
3. 法人が企業研修にも使えるの?
3-1法人が企業研修に使う方法
LinkedInラーニングを企業研修に利用すれば、大きな会場を用意する費用も、社員の日程調整も、時間を割いての移動も必要ありません。人事の方の調整や運用にかかる工数を減らすことができるでしょう。社員が自分の好きな時に、手元にあるデバイスを使って自由に学べます。
LinkedInラーニングでは、社員一人ひとりに個別化したコースを提案できるほか、自社の新製品やサービスを解説した独自コンテンツを制作・配信することもできます。全社員に正しい情報を伝達するといった使い方も可能です。
3-2個人利用と法人利用の違い
個人利用の場合は自分でプランを契約する必要がありますが、法人利用の場合は管理者が社員を追加することでラーニングライセンスが提供されます。そのライセンスを使用して社員が学習すると、管理者は社員のラーニング履歴にアクセスできます。
社員が会社用のライセンスを利用できるようにするには、まずLinkedInラーニングの受講者を追加しましょう。受講者名とメールアドレスを入力して1名ずつ追加することもできますが、複数の社員を一度に追加するには、CSVによる一括アップロードが便利です。また、サードパーティ製IDプロバイダー (Oktaなど) をご利用の場合は、受講者向けにシングルサインオン (SSO) を設定できます。また、受講者をグループにまとめると、関連するコンテンツを複数の受講者に一度に提案することができます。
4. 実際の企業研修での使い方
4-1ラーニングパスを使う
ラーニングパスとは、目的や課題に合わせ、あらかじめ推奨する動画のコースを組み合わせたプレイリストのこと。LinkedInラーニングでは、「ソフトウェア開発者になる」「グラフィックデザイナーになる」といったラーニングパスを用意しています。管理者が社員に合った複数のコースを選んで作成したり、自社で作成した動画をラーニングパスに組み込むことも可能です。効率よく体系的に学習を進めることができます。
4-2階層別にラーニングパスを設定する
LinkedInラーニングでは、「新任管理職向けパス」「中間管理職向けパス」「エグゼグティブ向けパス」「Cレベルパス」など、社員の能力や職務に応じたラーニングパスが用意されています。チームマネジメントやダイバーシティなど、階層ごとに最適なラーニングパスを設定し、社員の持続的な成長をサポートできます。
4-3学習目標を設定する
LinkedInラーニングでは、受講者が毎週の学習目標を自分で設定できます。「保存したコース」、「進行中のコース」、「組織の提案コース」ごとに目標を設定するとリマインダーが送信されるので、日々の学習管理に最適です。コンテンツを視聴するごとに、分単位で毎週の目標に反映されるので、学習の進捗状況がひと目で把握できるのです。
5.他の動画学習コンテンツとの違いは?
5-1全社員に必要なコンテンツを網羅
LinkedInラーニングは世界トップクラスの圧倒的なコース数・動画数を誇ります。さらに、量だけでなく質も充実。各分野のエキスパートである講師陣から学ぶことができます。ビジネス系、クリエイティブ系、テクノロジー系と多岐にわたるコンテンツを網羅しているため、あらゆる部署・階層の社員のニーズにマッチすることは間違いありません。
5-2導入後のサポート提供内容が充実
導入後のサポート提供を手厚く用意している点も、LinkedInラーニングの大きなメリットです。KPI(重要業績評価指標)設定やコミュニケーションプラン、ウェビナーの開催、コンテンツ利用状況の分析と社員フィードバックの実施、成功点・改善点の分析など、フェーズごとに最適なサポートを用意しています。
また、どのようなスキル、能力、知識が組織や受講者グループにとって必要かを定義し、マッピングを作成。ベストなラーニングパスも提案してくれます。
6.まとめ
LinkedInラーニングの導入方法やメリットについて、ご理解いただけたと思います。全世界で利用者が拡大中のLinkedIn(リンクトイン)は企業研修だけでなく、優秀な人材の採用活動にも活用できます。情報感度の高いハイスペック人材も多く使っており、転職潜在層へもアプローチできますが、日本ではまだブルーオーシャン。いち早く導入することで、ライバル企業に差をつけることができます。以下の記事も参考に、ぜひ採用ツールとしての利用も検討してみてください。
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